見えない家事とは?夫が意味を理解して、実践すると良い理由を、実体験を通して教えます

見えない家事って聞いたことはありますか?

聞いたことのない方も、聞いたことはあるけど、意味をよく理解していない方も

今こそ見えない家事をしっかりと理解してみませんか?

見えない家事を夫が実践すると良い理由を、私の実体験からお伝えしていきます。

見えない家事を理解して実践できるようになると、夫婦にいい影響があること間違いなしです!!

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・見えない家事を理解する

私が見えない家事を意識するようになったのは妻からのこんな言葉でした。

「家事やってあげてるなんて思わないでよね」

「あなたがやってない家事なんていくらでもあるんだから」と

心にぐさりと来ませんか。

私は自分から進んで家事を良くするほうでした。

料理は得意ではないのであまりやりませんが、それ以外の家事全般は問題なくできます。

「掃除」「洗濯」「アイロン」「食器洗い」「子育て」等

できる限りのことはしていたし、当たり前のようにやっていました。

それでも妻にそんなことを言われてしまいました。

何がいけないんだ。「自分はちゃんと献身的に家事をしてるのに」と悔しい気持ちで

いっぱいでした。

でも「まてよ、やってない家事ってなんだ」と思った時に、

言われっぱなしも悔しいから、やってやろうじゃないかと思い、

やっていない家事を見つめなおしました。

そこで出会ったのが、この見えない家事でした。

まず、私が何をしたのか、それは家事の「細分化です」

やっていた家事の中にやっていないことがないか探しました。

例えば「掃除」の中の「掃除機をかける」家事を見ていきましょう。

・掃除機をかけやすいように家具を移動する

・かけ終わったら掃除機を充電しておく

・かけ終わったら掃除機の中のほこりを取り出す

・家具をもとに戻す

いかがですか?掃除機をかけるだけでも、その行為以外のやらなければならないことがあることがわかります。

次は「洗濯」を考えてみました。

「洗濯機をまわす」「洗濯を干すor乾燥機にかける」「洗濯物を畳む」があります。

その中の「洗濯機をまわす」家事を考えてみましょう

・そのまま洗うか、ネットに入れるか考える

・洗濯機で洗うか手洗いするかの選別をする

・色落ちするか、色移りしないかを確認する

・洗濯の量を見て洗剤の量を考える

・回すコースを考える。

だだ洗剤入れて、ボタン押してOKではありませんね。

これ以外にも「洗濯機をまわす」ためにやらなくてはならないことがあります。

・乾燥機のほこり取り

・排水周りの掃除

・洗濯槽のお手入れ

・洗剤のストックがあるか確認、なかったら補充

・天気を確認して回すタイミングを考える

・子供の体操服等優先順位を考える

こんなところでしょうか。

細分化をして気付いたことは

「名前のついている家事をやるための準備と処理」

これこそ「見えない家事」だということです。

それをしておかないと家事がスムーズに行えない=家での生活がスムーズにいかない

これが、見えない家事だとわかったのです。

家での生活をスムーズに行うためにやっておかなくてはならないことは、他にもあります。

それは、生活でよく使うものがなくなったときに補充することです。

補充するものはたくさんあります。

ボディーソープ、ハンドソープ、アルコール消毒、食器用洗剤、洗濯洗剤、柔軟剤、

ティッシュ、トイレットペーパー、マスク、キッチンペーパー、サランラップ、アルミホイル

かなりでてきました。補充するタイミングや頻度は違いますが、

これらを補充せずに、家で生活をしていませんか?

・見えない家事をやっているのは誰ですか?

先ほどたくさん上げた見えない家事をやってくれているのは誰でしょうか。

ずばり、あなたのパートナーではないでしょうか。

勝手に、ハンドソープされていたり、手を拭くタオルが交換されていたり、

トイレットペーパーが無限につかえたり、するわけはないですよね。

誰かが必ずやってくれているんです。

それは紛れもない、あなたのパートナーです。

でも当たり前のようにやっているわけではありません。

日々追われている家事の細かい追加作業なのです。

やらなくていいなら、やりたくない作業なはずです。

でもやらないと家事が進まないからやっているだけ。

どんどん負担が増えていってしまいます。

会社の仕事として働いている方も、

やりたくないけどやらないと進まない仕事ってありませんか?そんな仕事はどうしてますか?

部下や事務の方に「これやっといて」って丸投げしたりしていませんか?

仕事ではそれができても

家の家事ではお手伝いさんを雇わない限り

「これやっといて」といえる部下のいなければ、事務の人もないのです。

全部自分でやらないといけないんです。

でも、忙しくてできなかったり、子育てをしている場合は、

子育て最優先で家事のことまで手が回らず、家が片付けられない状況になったりします。

そんな大変な状態のパートナーにすべて任せっきりの生活でいいのでしょうか。

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・見えない家事はどこから始めるのか

「いや、それはいかん!」とおもったあなた。

パートナーの負担を減らすために、細分化して理解した見えない家事を、

家での生活がスムーズになるように自分ができることを実践していきましょう。

いきなり全部やるのは難しいので、気付けるところから始めていきましょう。

見えない家事にふれるいいきっかけになるのは

トイレットペーパーの交換です。

私もまずはここから始めました!

他の物って意外とどこに交換するものが置いてあるかわからないので、妻に聞くにも聞きづらい。

でもトイレットペーパーの補充するストックってトイレの中にありませんか?

なので、自分が使い切ったときがチャンスです。

トイレットペーパーの交換も細分化していきましょう。

・使い切ったら、新しいものに取り換える。

(トイレットペーパーホルダーって大体の作りですぐ近くに交換できるものがあるので)

・次回の交換用にそこに新しいトイレットペーパーを言えておく

・トイレットペーパーの芯は忘れずにごみ箱に捨てる

この工程をクリアしたら、見えない家事クリアです!!

あなたのパートナーも交換してくれたことに気づくでしょう。

ステップアップしてみましょう。

次は「ごみ捨て」を考えてみましょう。

「ごみ捨て」だけは朝やっているという方も多いのではないでしょうか。

でもその「ごみ捨て」は、ごみを玄関からゴミ捨て場に持っていくだけになっていませんか?

見えない家事を探してみましょう。そこでやるのはそう、細分化です。

ごみ捨てを細分化していきましょう

・各部屋のごみを集める

・ごみ箱から袋を出す

・縛る

・新しいごみ袋をごみ箱にセットする。

捨てに行く以外にもこれだけの行為があります。

これ以外にも

・ごみ捨ての曜日を把握しておく

・分別をして捨てる

等もありますね。

家からごみ捨て場に運ぶだけではなく、たくさんの見えない家事が隠れています。

ぜひできるところから始めてみましょう。

見えない家事を理解して、気付いた時にやってみる。

家での生活をパートナーにもスムーズに送ってもらえるように

自分の見えない家事に対する考えを少しずつ変えていってみましょう。

・見えない家事を夫が実践するといい理由

私が見えない家事を実践し良かったことは

「本当に家事はやること多くて大変なんだ」「自分は手伝っているだけだった」

「やってと言われたことだけやっていた」と気付けたことです。

トイレットペーパーの話をしましたが、今ではそれ以外の補充の見えない家事を率先してやっています。

これをやるとどこに何があるのかわかる。どの商品を使っているのかもわかる。

「あれが、そろそろなくなるね、買って帰ろうか?」なんて気の利く発言ができる。

詰め替えの頻度も把握できる。節約にもつながる。

パートナーとの会話にもなり、

「そんなところまで気付いてくれるうようになったんだ」

「私だけで全部やらなくてもいいんだ」とパートナーの心にも余裕が生まれる。

良いことしかなかったです。

実践し続けると、今まで興味のなかった家事に気付ける。

そして、習慣になり、苦にならずに、家事をできるようになっていきます。

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・見えない家事をやってくれたら、感謝の気持ちを忘れない

見えない家事を実践していくと、自分がやっていなくても

パートナーがやっていくれたことに気づくこともできます。

今までだったら、当たり前だと思っていたので、気付くことすらできなかった。

気付いた時にどうするのか、それはずばり、「感謝の気持ち」を伝えることです。

当たり前ではない、見えない家事をやってくれることに「ありがとう」を伝えることにしました。

改まって「いつもありがとう」と伝えるのは非常に恥ずかしいですが、

何かをしてくれたことに具体的に「〇〇してくれてありがとう」と伝えています。

やってくれたことに気づいてますよ、自分もその見えない家事を知っていますよ、と

感謝の気持ちで伝えるのです。

さりげないことでも、感謝をしてありがとうを言えることが大事だと私は思っています。

自分がやったときもちょっとだけアピールしましょう。

おしつけがましく「〇〇しておいたよ!」といってはだめですよ。

逆に嫌味に聞こえてしまいます。さりげなく、そつなくこなしましょう。

そうすればパートナーからも「ありがとう」が、返ってきます。

我が家では家事をすると、「ありがとう」の言葉が溢れていきます。

・まとめ

見えない家事についてお伝えしました。

私は見えない家事を通して、家事の本質に触れ、

「手伝ってあげてる」精神から

「妻と共に一緒にやる」精神に変わりました。

そうすることで、夫婦で協力することも増え、家事をハイスピードで終わらせ

2人でゆっくり過ごせる時間も増えました。

家事は定年退職の無い終わりのない果てしない無償の永久就職です。

その家事をしてくれていることに感謝をして、

ぜひご自身でも実践してみてください。

ちょっとした事の一つ一つの積み重ねが、

家事への理解へつながり、夫婦で共に生活をスムーズに、

そして快適に過ごす最高のきっかけになります。

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