子供にスマホはいつから持たせる?ルール、制限はどうすればいい?我が家はこう決めました。

いまや子供もスマホを持っていて当たり前の時代になってきました。

小学生でも持っている子供もいます。

中学生だと持っていない子供のほうが少なかったりします。

我が家でもいつから持たせるか、どのタイミングで渡すのがいいのか悩みに悩みました。

夫婦で話し合い、今現在どのようなルールで使用しているのか、

どのような制限を設けて使用しているのか、お伝えしていきたいと思います。

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子供にいつから持たせるのが良いか

我が家は共働きだったので、小学1年生からキッズケータイを持たせていました。

当初はキッズケータイは使えるのが小学校6年生までと聞いていました。

(購入したときに説明を受けていたというあいまいな記憶ですが)

中学生になったらスマホにしないといけないんだなと思っておりました。

なので、小学生のうちに持たせるという選択肢はありませんでした。

ここで具体的にいつから持たせるのが良いのかというお話です。

私は中学生になる4月のタイミングでいいのでは?と思っておりました。

しかし、妻から

「それだと小学校の友達と連絡先交換できなくなっちゃうよね、持たせるなら、

卒業する前に持たせて、離任式とか集まれるときにもってかせたほうがいいよ」

との意見が、これはなるほど、納得でした。

なので我が家は3月中頃に子供のスマホを買うことに決めました!

これがとても正解でした!ほかの友達もこのタイミングで持つ子が多く、

その後も春休みに集まる時に連絡先の交換をしていました。

中学の生活が始まると部活や、宿題の多さなどで、小学生の頃より格段に

忙しくなってしまうので、操作に慣れる日数も含めこの卒業する前に子供に持たせるのが

おすすめです。

子供に持たせる前に、夫婦で話し合ってからルールを話そう

子供に持たせるときは、

そのまま渡して勝手に自由に使って良しにはしないようにしましょう。

スマホ依存症も怖いですし、使い方を一歩間違えれば、

犯罪の被害にあうことも、犯罪に手を貸してしまう危険性もあります。

なので渡す前に、夫婦でルールを決めました。

こことても大事です。

母親は禁止していたけど父親はOKしているなど、

親の間でもルールについて食い違いが起きてしまうと子供が混乱しますし、

問題が起こる原因にもなりますので、「家族のルール」として

意識を合わせておくことが大事です。

一時期話題になった『スマホ契約書』をご存じですか?

「子供 スマホ 契約書」と検索すると参考になるものがたくさん出てきますので

ぜひ検索してみてください。我が家ではこれを参考に作っていきました。

ネットリテラシー教育にも役立ちます。

その中でも大事でなと思うルールをピックアップしていきます。

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子供のスマホルール①スマホは親から借りているものである

大前提これです。

スマホは子供のもではありません。親がお金を支払っていて、

家族と緊急時に連絡を取り合う手段として渡しているので、

親から貸出しているものだという説明を1番にしましょう。

そうすることで好き勝手にしていいものでもないし、

アプリを自由にダウンロードできるものでもない、

スマホのチェックも定期的に行う。

という抑止力になります。

最初は放任主義で自由に使っていいことにしておいて、

何か問題がおきた後から抑制しようとすると、

子供からの反発もすごいと思うので、渡すときに伝えておきましょう。

子供のスマホルール②使用できる時間を決める

我が家はドコモを使用しています。

「あんしんサービス」では使用時間を制限できる機能がついています。

こちらのサービスはアプリによって使用を制限することができます。

指定した時間になるとアプリが画面から消えるので、使用することすらできなくなります。

我が家では設定で朝7時~夜21時まで使用できるようにしてあります。

中学生にもなると、学校の持ち物の連絡や、朝の友達同士の緊急連絡などもあるので

朝、登校する前にもスマホを確認できる時間を作っています。

学校には持ち込みは禁止なので、帰ってきてからまた使用することができます。

家の中では、勉強の時と食事の時以外は自由に使って良いことにしています。

ここでも1つポイント!

ここで提示してあげるのは「自由に使っていい時間」です。

「使っちゃいけない時間」を提示するだけにならないようにしましょう。

言ってることは同じことじゃないの?と思いましたか?

はい、おなじことです。

でも「自由に使っていい時間」を提示してあげるのがいい理由は、

制限を設けて抑止するのではなく、

自由に使っていい、でも使っちゃいけない時もある

この言葉の違いだけで、子供に与える印象が前向きになります。

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子供のスマホルール③何か起きたら親に必ず、すぐに報告せよ

ネットの世界はいつどこで何が起きるかわかりません。

いくら使える時間を設けていて、監視できるとしても

子供が親の目を盗んでやりたいことをやってしまうこともあるでしょう。

なのでこのルールも渡すときに伝えておきましょう。

子供がやってしまったことを隠して、自分で何とかしようとすると、

どつぼにはまってしまい、どうすることもできなくなってしまうかもしれません。

「何かまずいと思ったら必ずすぐにその場で報告するように。」と、伝えておきました。

すると、なんということでしょう。

実際に、問題が起きたんですね。

「なんか、スマホが動かなくなって、画面が消せない・・・」

と言って、スマホを持ってきたんです。

早速やらかしたな、なんかいかがわしいサイトでも見てしまったのだろうか。

と思いました。

子供が言うには無料の待ち受け画面を探していて、

ページをタッチしたら「問題が起きた場合はこのボタンをクリックしてください」

みたいな画面が出ていて×ボタンを押しても画面が消えないようになっているんですね。

もしこのルールを話してなかったら、子供はまずいと思って絶対そのボタンを押していたんだろうなと思いました。

親が操作したので、問題はなし。

子供には「とにかくそうやって、使っていってどんな感じのサイトが安全か安全じゃないか、

自分で経験していきなさい、何かまずいことになったらすぐに相談しなさい」と

伝えました。

子供のスマホルール④本来はなくてもいいもの心得よ

依存しないためのポイントとしてこのルール作りました。

小学生の頃はキッズケータイで電話の登録できる人数も決まっていて、

機能は電話とショートメッセージだけでなんとかやっていました。

なので本来はなくていいものであり、ずっと手元に置いておく必要もないものだということも

渡すときに説明しました。

基本はリビングに置いておく、連絡がが必要な時に部屋に持っていくのはOK

寝るときもリビングで充電をする。

お恥ずかしいですが

大人になった私はもうスマホを手放せないものになってしまっていますが、

今の子供の範囲では、スマホがなくても何とかしようと思えば何とかなります。

実際に持っていない子もいるので。

持つからには、責任が発生し、親から貸し出しをしているので、

使うからにはやらなければならないことを

しっかりやってもらいたいという願いもこもっています。

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子供のスマホルール⑤最優先は学業、成績によって制限もかける

ルール④のやるべきことの中に、この学業が含まれています。

我が家の認識として子供の最重要課題は学業であり、

最優先すべきは学業であると伝えています。

もちろん健康に育ち、思いっきり遊び、

一生懸命になれるものを見つけてもらうのも大事なことですが、

「勉強は裏切らない」という信念をもとに、我が家では、勉強を最優先にしています。

スマホを使えるようになって、スマホに執着してしまい

勉強がおろそかになってしまってはそれは本来あるべき姿ではありません。

中学校では、試験があります。それの成績次第では、

スマホの使用の制限をかけることを先に伝えておきます。

そろそろ初めての中間試験が終わり、結果が出ることなので、

子供は一喜一憂しております。

制限がかからないくらい、良い成績であることを願っています。

まとめ

我が家では契約書を印刷して、提出するところまではしませんでしたが、

ルールを作り、話し合い、

子供には貸し出されているのだと言うことを念頭におき使用してもらっています。

スマホを使うのは悪ではありません。

使い方や、アプリによっては、人生の味方になってくれるものだと思っています。

だからこそスマホ脳になってしまい、スマホ依存症にならないために、

「スマホのルールを作って使ってもらっているのは、

スマホから起こる危険からあなたを守るためなんだよ」

ということを伝えましょう。

しばりつけて監視するためではないということを伝えてあげましょう。

ルールについて、疑問に思うことや、不満に思うこと、

スマホでやってみたいことは、なんでも提案し、相談してほしいと伝えています。

初めて持つスマホ、これから一生持つであろうスマホと、良い付き合いができるために

親と子供で力を合わせて、共に成長していければと思っています。

ぜひお子様にスマホを持たせようと検討されている方がいましたら、

参考になればと思います。

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