子供を習い事に通わせる場合、どんな習い事がいいのか迷いますよね。
今日は我が家の経験や、周りの家族の話をもとにおすすめ5選と
親の習い事との付き合い方をお話ししたいと思います。
まずは、おすすめ5選の紹介です。
Contents
・おすすめ5選
①水泳
小学校で水泳の授業はありますが、泳ぎ方を教えてくれたり、4泳法を教えてはくれません。4泳法(クロール、平泳ぎ、背泳ぎ、バタフライ)を習得する場合は水泳教室に通わせるのがいいでしょう。
幼児のころ水になれる所からスタートする子もいれば、小学生に上がって4泳法を習得するために始める子もいます。
水泳教室では月1回テストがあり、それに合格すると級が上がって、4泳法泳げるようになると次は、タイムを上げていく選手コースのような指導に変わります。
我が家の息子は小学校低学年から始めました。
すでに周りの友達は幼稚園から始めていたので上の級にいました。
ですが、月一回のテストで必ず合格して級を上げていったので、あっという間に追いつき、
最終的には追い越して4泳法もあっという間に習得しました。
水泳は水の中で自分の意志で呼吸をしなくてはならないので、心肺機能の成長を促進させます。
バランスよく全身の筋肉を使うので、しっかりとした身体の基礎を作れるます。
②ピアノ
音楽に触れることは、とてもいいことです。
中でもピアノは指でたたけば音が鳴るというメリットがあります。
バイオリンやフルートは音を出すまでに時間がかかって、子供もめげてしまうかもしれません。
左右で異なる指の動きは、脳の活性化にも一役買ってくれます。
曲を弾くときは、姿勢、楽譜を読む、指に指示を出す、強弱や、感情表現と
脳をフル回転させるので、脳の活性化に一役買ってくれます。
ヤマハの音楽教室では幼児ですとリトミックのような音に合わせて体を動かす内容もありました。
ピアノは楽譜の読み方も習うので読めるのと読めないのでは小学校の授業の時や、中学校の音楽の定期テストなどでとても有利です。
③武道
武道というと、剣道、柔道、空手、合気道など様々な種類があります。
武道は礼儀を重んじます。挨拶に始まり、あいさつに終わる。
武道を習っているお子さんは家に遊びに来た時や、町であった時など、
とても元気に挨拶をしてくれて「礼儀正しい子だな」という印象があります。
④プログラミング
学校でもプログラミングの授業が必須になり、今の子供たちが大人になるころにはできて当たり前の世の中になっているかもしれません。
プログラミングと聞くと、パソコンをいじって、パソコンに強くなる、ITに強くなるイメージかもしれませんが、それだけではありません。
物事を論理的に考え、成功させるためにどうしたらよいのか思考を組み立てる。
問題が起きた時にどのような方法があるのか検証し、考察し、実験する。
それを繰り返し行う。そういった思考能力の向上に役立つと言われています。
⑤通信教育
我が家は通信教育をやっているので勉強の面でとても助かっています。
始めたのは乳幼児のころからです。
人形や、おもちゃが毎月届くところから、ひらがなや数字を覚え、テキストになり学校での勉強を先取りして学習していきます。
我が家の子供たちは小さいときから机に座ってテキストを解くという行為が習慣化されていました。
なので小学校の宿題も苦労することなくできています。
本人たちは学校の授業を先取りして学べるので、気持ちに余裕ができて、安心して学校の授業を受けられるとのことです。
但し、親が丸付けをしたり、理解度の確認をしなければなりません。
親の時間が必要なことは覚悟しておきましょう。
通信教育によっては、親向けに、その時期の悩みへアドバイスが書いてある冊子があり、それは良質な情報として、重宝しています。
・1つのものにこだわらない
親の気持ちとしては、できるようになるまで続けてほしいと思うものです。
しかし1つの習い事にこだわってしまうと、挫折したときに、次の道に進むのが難しくなってしまいます。
例えば身体を使うもの、スポーツや、ダンスなどは、何年も続けて頑張ってきたのに、けがをしてしまうと、もうそれができなくなってしまいます。
なので、何でも触れさせてあげる、体験させてあげるというスタンスで習い事をさせてあげるのが良いと思います。
知り合いのお父さんの体験談ですが、息子が幼稚園から小学校6年生までサッカーを習っていました。
そのお父さんも付き添い、土日は休み返上でコーチもやっていて、子供ものめり込んでいました。
ですが中学生になった途端にサッカー熱が冷めてしまい、中学校では部活のソフトテニスにのめり込んでいるそうです。
お父さんは「あのサッカーにつぎ込んだ時間は何だったんだ」と正直ショックを隠せなかったと言っていました。
親としてもまず1つの物にこだわらず、いろいろなものを経験してみるのがいいでしょう。
・すぐにやめてもいい
子供がやめたいと思いながらやる習い事ほど、生産性のないものはありません。
習い事の先生は、お仕事なので少しでも生徒さんをやめさせたくないと、引き留める方もいると思います。
先生への申し訳ない気持ちは振り捨てて、子供第一優先で考えてあげましょう。
合う合わないは当然あるので、子供が自ら進んでやりたいと思うものに、出会うのが大事です。
やりたくない習い事に時間とお金を使うより、子供が楽しくやりがいを感じらるものに出会うのが大事です。
・親が習い事にこだわりすぎない
時々子供を見ていると「あ、これは親が子供に習わせてるな」という子を見かけます。
親がやらせたいからやっている。親が趣味でやっていることを、子供にも当然のようにやらせている。周りの親たちが通わせているから、自分の子供もそこに通わせている。
習い事をやるのは自分の子供です。主体はあくまで子供ですので、子供に押し付けて習い事をやらせるのは避けたほうがよいでしょう。
自分も過去にソフトボールを4年間習っていました。
何となく、よくわからずやっていて好きでもないし、うまくもならないし、なんでやっているんだろうと思いながらやっていました。
それは母親がやっていて、当然子供も好きになるだろうと思って通わせていたそうです。
その時間を自分のやりたいことに使えていれば、違う習い事に通っていたら、、、、
子供が本当にやりたいことなのかを考えて、子供第一優先で習い事と付き合うのがおすすめです。
・続けるか、やめたいか期限を付けて子供と一緒に判断しよう
我が家では、一方的に習い事を決めて通わせたり、一方的にやめさせることは絶対にしません。
必ず子供と話し合って決めます。例えば大会や発表会を区切りにやめる。それを目標にして頑張ってもらう。一度ゴールを設定します。
そのゴールを迎えた後、もう一度聞きます。ここでやめるか、まだ続けたいのか。
やめると言えばそれでおしまいで、また何か別の習い事にその費用を充てることができます。
ここで重要なのは続けたいといった場合です。
なぜ続けたいのか、ぜひ子供に聞いてみてください。
その後もただ何となく、続けてしまうと、ただただ本人の時間と習い事の月謝が飛んで消えていきます。
本人も自分で考え、何のために通うのか考えたうえで続けたいと思うのか言葉にすると、習い事にも目的をもって通ってくれます。
こちらとしても「自分でやりたいと言ったのだから、責任をもって習い事をしてほしい」という意思表示ができます。
親が勝手に始めて勝手に通わせている習い事に子供本人のやる気が出なくても何も文句は言えません。
「だってやりたくないんだもん」と言われてしまえばそれまでです。
本人がやりたいといった習い事には本人も責任があるので
「なんで子の習い事をしているんだっけ?」と聞いたら本人も
「自分がやりたいと言ったからだ」となるので、親としてもしっかり練習や準備をするように促すことができます。
・本気になったらプロから習おう
最後に子供が本気になったら、その道のプロから習うことを視野に入れましょう。
先生のレベルはピンからキリまであります。どんなことでも教えていれば先生と呼べます。
今の先生のレベルで一生教わって、自分の子供はその道のプロになれるか考えましょう。
長く習うとやめるにやめれなくなってしまったり、教室ごとのしがらみや、チームの派閥も関係もあると思います。
それを振り切って、一流の人から教えてもらえる場を提供してあげましょう。
もしかしたら海外へ留学するという選択肢も出てくるかもしれません。
子供の将来のスポンサーは親です。子供の熱意を感じたら1つ上のステップへ行ける場を探してあげてみましょう。
・まとめ
子供の習い事の場を提供するのは親の役目ですが、習い事をして経験を積んで吸収するのは子供です。
最高の経験をしてもらえるような習い事を探せるといいですね。
とにかく、1つにこだわらず、たくさんの習い事を経験させると、親には想像できないジャンルで才能が開花するかもしれません。